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野望
私は現状、生活が逼迫しているわけでもない、一方で未来のことは3ヶ月先ですら見えない。
しかし生活は続く。
ふと、自分は人生でどこを目指しているのだろうかと考えた。
“美しさの構造を明らかにする”
ここかな。
新興宗教が台頭したのかと思うような果てしない目標だろうか。
なんでこれなのかというと、
自分はいわゆる理系的な「物事の仕組みを知りたい」という欲望がある。
それがなぜか、学部の4年間をいわゆる文系で過ごした。
これが関係していると思ってる。
ひとつ、専攻の経営学、広くビジネスに興味を持った。
このビジネスはなぜ上手くいったのか。逆に上手くいくビジネスモデルはどのようなものか。
特に前者の事例が適用される後者に興味を持ったが、当然後者に対して満足のいく知は得られなかった。勉強が足りなかったのだろう。
ひとつ、ろくにバイトもせず都内をぷらぷらして就職活動が始まる時期からは毎日映画を見て過ごした。
アート系の映画もたくさん見て「この映画はなぜ美しいんだろう」などと考え、映画批評にも興味を持ったり毎日レビューを書いたりもしていた。
しかし映像の言語とやらはよくわからなかった。腑に落ちなかった。勉強が足りなかったのだろう。
これらの対象を普遍的に見ようとしてしまい、そこに共通しているのが美だと感じた。
研究分野でいえば、人文学的、あるいは社会科学的な対象に対して自然科学的な理解を求めようとしてしまっていた。
それで最近は理数系の学問を学んでいる。まだまだよちよち歩きだけれど。目指すはダ・ヴィンチの再来、まぁできるとは思ってない。
ただ、手の届きそうもない目標を掲げれば日々の些事に振り回されないで済むと思っている。
が、真面目に考えると目標との距離、無限にも思える現実との乖離に打ち拉がれる。
とりあえずは日々を楽しく生きるためにパスタを作っている。
2020-05-01 01:46 +0000